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斬新なデザイン、整骨院とは思えない世界観を打ち出したい

こだわりの店舗デザインやWEBのデザインなど数々のプロジェクトをプロデュースしてきた川口さん。今回は、そんな(株)ユーエフオー 代表取締役 川口弘貴さんに、ブランドプロデュースの真髄を御聞きすることに致しました!

 

(株)ユーエフオーの事業について教えてください。

現在の仕事は、企業・店舗・サービス・商品などの、ブランディングをメインに行っています。私の事業で言う、ブランディングとは、WEBやグラフィックを使った仕事が多いです。あとは、私がこれまで培ったノウハウを集結させた、デザインスクールを行っています。これは、就職活動中の方や起業される方・されている方、仕事でデザインに関わる方など「デザイン」を知っておきたいという方に向けた勉強会になりますね。

 

そんな沢山のプロジェクトに携わっている川口さんから、ブランディングの真髄をぜひ御聞きしたいと思っています!川口さんが携わったプロジェクトの中で、印象的な事例をぜひ聞かせてください!

これまでの事例の中で、最も面白かった事例は、今春自由が丘にもオープンした整骨院ブランドを作った事例です。株式会社ライフデザインが新たな整骨院ブランドを作るとのことでプロジェクト立ち上げから参加しました。これまでにない、斬新なデザイン、整骨院とは思えない世界観を打ち出したいという、社長の要望に御応えするべく、関わらせていただきました。この仕事は面白かったですね。

もともと、この仕事として最初の頃はホームページのリニューアルの案件から始まったのです。ただ、お話を聞いて行くうちに、ロゴや名刺も変えることになり、ブランドチェンジの全体に携わらせていただくことになりました。

 

川口弘貴

 

クライアント様からはどんな要望があったのですか??

その社長は、過去に”○○整骨院”という普通の看板の下で柔道整復師をされていました。
ただ、当時の施術は、様々な電気器具も使う施術をしていたし、自分のやりたいこととイメージがずれていたとおっしゃっていました。

だから、自分がお店をやるときは、電気を使うような器具を使わず、全て人の手で施術を行うことにこだわりつくし、お客様に最高に喜んでもらいたいという想いで、店舗を経営されておられました。

そんな時、クライアント様が多店舗展開をするタイミングで、「 今までにない最強の整骨院をつくりたい 」というご相談をいただき、一緒に店舗のブランディングをしていきたいという依頼をいただきました。

そこでは、はじめにイメージを固める上で、一緒に考えたのが、新しい整骨院の顔となるネーミングやロゴマークでした。そこで生まれた言葉が後にブランド名になる「 PROSTYLE 」だったのです。

ネーミングってもの凄く大切ですよね。その言葉にはどんな意味をこめて、どんな風にブランディングを進めていったのですか?

PROSTYLEとはプロフェッショナル、スタイルの略称です。この言葉には、徹底的にプロとしてのこだわりがあり、洗練されたイメージを作ろうという意味を込めております。このブランドのコンセプトを決めることで、会社のロゴマークも刷新していきましたね。

そして、ロゴの次は店舗イメージを固めていきました。ファッションブランドと医療が組み合わさった今までにない店舗、美容院に行くのと同じような感覚で、OLさんが気軽に立ち寄れる店舗をイメージしていきました。ここに来るお客様が、最高のおもてなしを感じられるリラックス空間を作りたいと想像して、店舗デザインをしていきました。

また、働くスタッフの制服もカッコ良くして、スタイリッシュさが伝わるようなデザインをドンドン提案させていただきました。クライアント様とも、楽しみながら一緒にイメージを固めていきました。このときはホント、嬉しかったですね。

 

川口弘貴

 

具体的にブランドチェンジして、店舗がオープンした時の反応はどうでしたか??

もともと整骨院のお客様自体も年齢層が高かったため、20代から40代の若い年齢層の女性を取り込み、つまり新規顧客開拓を意識していました。ただ、こういった、斬新なブランドイメージをつくると、最初は皆さん、戸惑っていましたね。何屋さんか、分かり難かったみたいです。そんな影響もあってか、はじめは少し厳しかったです。

ただ、整骨院としての技術が素晴らしかったからこそ、患者さんのネットワークで、ブランドイメージも口コミでドンドン広がっていきました。1年ぐらいしてからは、しっかり軌道に乗り始めていきました。

また、もう一つの効果は雇用面です。私はこのブランド変化で、若い人達が働きたいと思うような職場を作ることも考えていました。結構、入れ替わりの激しい業界だからこそ働きやすい環境だけではなく、働くことが誇りに思えるようなデザインも意識していました。だからこの、ブランド変化も一つのキッカケで、スタッフの入れ替わりも落ち着いていったと聞いています。

 

Before After

 

なるほど!ブランドイメージが本当に大切なことなのですね。そんなプロジェクトに携わる川口さんが考える、ブランドプロデュースする上で大切なことって何だと思いますか?

やはり、そのブランディングをする事業者の特性を理解することだと思います。良いところをしっかり把握することが大切です。整骨院の事例もそうですが、モチロン売上を上げることは最も大切です。しかし、その整骨院としての強みを理解しておかなければなりません。でなければ、場当たり的なブランディングになってしまうからです。

この医院としての強みは、電気を使わず、手だけで行うという他にはない独自の治療法があることです。この方法には、絶対的な自信があると伺っていました。

あとは、もともとお客様のおもてなしにもこだわりがあったのです。特にトイレの掃除も凄くて、とても清潔感がありました。お店の香りにまで気を使えることは本当に素晴らしかったです。

そんな最高のサービスと、おもてなし空間に対するこだわりがあったからこそ、高級感があり、ホシノリゾートのような空間をつくり、来る人が特別感を感じるような空間を作りたいという答えに致しましたね。

 

なるほど!ありがとうございます!最後にプロデューサーにとって大切なことは何かぜひ教えてください。

やはり、自分のビジョンがないといけないです。自分は世の中を○○したいという気持ちが本当に大切だと感じています。私は整骨院でも、それをイメージしていました。

ビジョンがあるからこそ、具体的なブランドイメージをつくるキッカケになるのです。それがないと自分の原動力にならないと感じています。

だからこそ、これからプロデューサーを目指す方にはしっかりとしたビジョンを持ちアクションを起こして欲しいと願っています。

 

【 紹介事例 】
整骨院 PROSTYLE
http://www.s-prostyle.jp/index.html

【 協力 】
川口 弘貴(かわぐち ひろき)
株式会社ユーエフオー 代表取締役
HP:http://www.ufoinc.jp/profile.html

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