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人に代わりうる唯一のロボット!Pepperを活用したロボットの利活用サービス

岡山県で大学発ベンチャー企業を経営されている、小川浩基さん。現在、コミュニケーションロボットを使ったサービスに力を入れて、経営をされています。今回はそんな小川さんのロボットについてお話を伺ってきました。

 

現在のお仕事について教えてください!

先進技術による地元の活性化をテーマに、サービスロボットの利活用支援を行なっています。サービスロボットといえばPepperです。現在はPepperに力を入れて、アプリケーションの開発、コンテンツの制作、サポート業務を行なっています。

 

その他には、商品開発の受注もあります。3DCADや、3Dプリンターなどデジタルものづくりのツールが普及してきたことから、試作コストが低下し納期も格段にはやくなりました。そういった環境変化をとらえ、デジタルモノづくりを特徴とした受託開発を行なっています。

 

小川さんがそういった業務に関わるキッカケはなんだったのですか? 

もともと、私達にとって身近な技術として、“人と機械のコミュニケーション“に興味があり、大学院の博士課程では、コミュニケーションロボットについて研究をしていました。当時からロボットといえば、モノづくりの究極のテーマだと考えていましたので、最先端の技術に関われることに対して、非常にやりがいを感じていました。また、2003年頃はロボットブームがきていたこともあり、世の中が動いている感じがあったのです。将来、ロボットが普及し活躍する未来が来ると信じていたので、非常にワクワクして取り組んでいたことを今でも覚えています。実際にロボットの研究に携わると、実は人の研究であり、非常に難しい分野でしたが、この分野で本気の挑戦をしたいと考え、博士課程の途中で、大学発ベンチャーを立ち上げました。

 

 

人とロボットが繋がる先端技術ってロマンがありますね。そんなお仕事の中で、どんなところに力を入れているのですか?

もともと人のコミュニケーションを研究していた経緯があるので、とにかく人とロボットとのコミュニケーション部分には力を入れています。だから、現在はPepperにこだわっています。Pepperならではの魅力の1つとして、その大きさがあります。Pepperは人に近い大きさなので、対面する人もPepperを人として接することになります。だから、現在、人に代わりうる唯一のロボットとしてPepperを活用したロボットの利活用サービスに力を入れているのです。

小川浩基

 

なるほど!実際にコミュニケーション能力に長けているPepperですが、小川さんは実際に活用する為にどんな努力をされたのですか?

うちのPepperは岡山にある眼科で使っていただいています。はじめは、どうやって活用をしていいかお互い見えないところからスタートしましたね。眼科の先生や看護師さんの業務内容をヒアリングして、その中で私が持っているロボットの活用方法をしっかり提案していきました。お互いの意見を出し合うことで利用イメージが膨らみ、一緒にコンテンツを作り上げることができました。

 

具体的には、看護師さんの説明業務をロボットに代用させたのです。先生との話の中で、看護師さんが業務中、煩雑な説明を何度も繰り返し行っていることが分かりました。私はこの業務のロボット化が業務改善につながると確信し、説明する内容を整理していきながら、現場に導入し、実際に現場で使って出てきた意見をもとに、改良を重ねていったのです。

 

なるほど!非常にクライアントさんのニーズを聞きながら、サービスを丁寧に作り上げていったのですね。その中で、不安等はなかったのですか?

導入する前は、患者さんに嫌われないか、迷惑をかけてしまわないか、不安な面もありました。しかし、実際に導入すると、特に大きく拒絶反応もなく受け入れてもらえたので、自分にとって大きな自信に繋がりました。ロボットは、人間とは違い、相手が変わっても同じように反復して説明をすることができます。だから、その点においては、ある意味人間よりも優れているのです。現在は、この成功した使用事例を軸に、ロボットの利活用を推進しようとしています。

 

そんな中で、仕事におけるこだわりはありますか?

私達は、先端技術の中から、お客さんにとって一番良い技術を選択し取り入れ、とにかくお客様に喜んでいただくことを第一のこだわりとして取り組んでいます。その理由は、お客様の業務は本当に多種多様なため、個別に最適化しないと喜んでもらえないからです。汎用的なロボットでは、現場では十分に役立たないことが多いのです。お客様にあわせて、最適な使い方を提案して、作り上げていかなければならないのです。だから、私達も自信を持って勧められるサービスを、丁寧につくりあげることに全力を注いでいます。
正直、まだまだPepperの活用法においては手探りの状態です。だからこそ、働くPepperという成功事例をしっかり創り、最先端のサービスを自信をもって提供できる企業になることを目指しています。

 

 

ありがとうございます。ぜひそんなロボットに想いを馳せる小川さんの夢をぜひお聞かせください!

やはり、エンジニアとして凄いと言われるものを創りたいんです。人口知能の分野も期待されていて、ロボットがより自然な対話をできるようになると言われています。癒し系ロボット、例えば介護の分野で役立つロボットは活躍する時代が来ると思います。

 

これからの時代は、一人一人が介護ロボットを一台持つようになるのではないでしょうか。そのロボットが、一人一人の情報を管理しており、様々なことを察知してくれるようになるのです。ロボットとのコミュニケーションが円滑になれば、お年寄りの気持ちも和らぎますよね。こういったロボットを人工知能の技術も取り入れて、自社のオリジナルロボットとして作ってみたいですね!エンジニアとして、世の中にインパクトを残す仕事をしたいという想いは、常に持っています。

 

【 協力 】
小川 浩基 (おがわ ひろき)

インタロボット株式会社

http://sr.i-robot.co.jp/

http://www.i-robot.co.jp/

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